こんにちは!今回は気象予報士試験 第64回 一般知識 問10を解説します!

解答:

  • (a) 「西風」・・・北半球冬季の成層圏では、北極を中心とした極夜渦(ポーラーボルテックス)に伴い偏西風(西風)が卓越します。夏季は東風優勢ですが、問題文は寒候期について述べているため「西風」が正しい語句です。
  • (b) 「断熱圧縮」・・・対流圏から伝播するプラネタリー波が極夜渦を崩すことで、高緯度の成層圏下部で大規模な下降流が発生します。その下降過程で空気は断熱圧縮され、短期間で急激な昇温が起こります。これが成層圏突然昇温(SSW)のメカニズムであり、空欄(b)には「断熱圧縮」が入ります。
  • (c) 「上層」・・・成層圏突然昇温では、気温上昇がまず上空の方から始まります。実際の観測でも15 hPa(約30 km)付近で昇温が始まり、その後25 hPa、100 hPaと上層から順に昇温が伝播することが確認されています。これは断熱圧縮による昇温が上層から下層へ波及するためで、空欄(c)には「上層(ほど早く始まる)」が適切です。

以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!

【過去問解説】第64回 一般知識 問10

どくりん


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