こんにちは!今日は気象予報士試験の実技試験記述5型について解説します!多くの参考書では「実技試験対策は繰り返し問題を解きましょう!」とあります。ですが、記述式問題について漠然と解き続けてもしっかりした実力はつかず過去問とはイレギュラーな問題が出題されたときにポイントを抑えきれず点数を落としてしまいます。本日示す型を意識して問題に取り組むことで確実に実力を身に着け、合格に近づきましょう!

どんな記述でも、基本はこの3つの要素です。型によって2つになったり、変則したりします。

どこで(場所・高さ・時刻)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)

例:

「尾鷲付近の山の南斜面で、南よりの湿った風が山にぶつかって強い上昇流が発生しているため降水が強まっている。」

 どこで:南斜面で

 なぜ:強い上昇流が発生しているため

 何が起きている:降水が強まっている

1.分布型:分布説明(空間の違いを書く問題)

よくある問:「エコー帯の南北で気温・風の特徴を説明せよ」など

形:

「A側では ○○ であり、一方 B側では △△ となっている。」

[どこで(場所・高さ)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)]、一方で[どこで(場所・高さ)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)]

キーワードを足すと:

「エコーの南東側では南よりの暖かく湿った風が吹き、
北西側では気温が低く風が弱く、エコー付近で風の収束と大きな温度傾度が生じている。」


2.時間変化型:時間変化(◯時→△時 でどう変わった?)

よくある問:「12日18時と13日3時を比較して説明せよ」

形:

「◯時には A であったが、△時には B となり、A から B へと変化した。」

[どこで(時間)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)]であったが、[どこで(時間)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)]となる

+ 余裕があれば「→結果」まで書く:

「12日18時には対流不安定層は900〜800hPaの薄い層だったが、
13日3時には850〜500hPaの厚い層となり、対流が深く発達しやすい状態になった。」


3.メカニズム型:原因 → 結果(メカニズム説明)

よくある問:「なぜ東側で雨が強まるか」「なぜ台風が弱まるか」

形:

「〜ため、□□が強まり、その結果△△となる。」

どこで(場所・高さ・時刻)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)

例:

「台風の東側で強い暖気移流と収束が持続するため
上昇流が強まり、中心の東側で降水が強くなる。

「上陸後、海からの水蒸気供給が弱まり、上層トラフが通過して構造が傾いたため
台風は急速に衰弱した。


4.リスク型:防災系(警報・リスクの説明)

よくある問:「どの警報を出すべきか」「どんな危険があるか」

形:

「〜ため、◯◯のおそれがあり、△△への注意(警戒)が必要である。」

⇒[どこで(場所・高さ・時刻)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)]ため、△△への注意(警戒)が必要である。

例:

「町域の一部が警戒レベル4相当の紫色となっているため
土砂災害の発生するおそれがあり、土砂災害警戒情報と大雨警報(土砂災害)が必要である。」


5.構造型:前線・立体構造(高さ+水平位置)

よくある問:「前線面高度」「閉塞の有無」「トラフと低気圧の関係」など

形:

「◯◯付近の ◇◇hPa で気温減率が小さい安定層の上端となっており、ここが前線面に対応する。」

⇒[どこで(場所・高さ・時刻)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)]ため、△△に対応する。

例:

「500hPaトラフは地上低気圧の西側約◯◯kmに位置し、時間とともに東進して追いつく。」


1.風向変化型
形:「風向が〇(初期方位)から〇(後期方位)に(反)時計回りに変化したため」
例:「風向が東から北寄りに反時計回りに変化したため。」


以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!

【実技試験講義No.1】気象予報士試験実技試験記述5型

どくりん


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