【気象予報士試験】覚えにくい数字・定義をゴロで暗記|海里・ノット・警報注意報・気象表現まとめ
こんにちは!今回は、気象予報士試験で覚えておきたい数字や定義を、ゴロ合わせで整理する補足講義です。
過去問を解いていると、「この数字、また出てきたな」「警報と注意報の種類が覚えられない」「時間帯の表現がごちゃごちゃになる」と感じることがありますよね。
そこで今回は、独学資格塾オリジナルのゴロを使って、試験でよく使う基本事項をまとめます。
この記事で覚えること
- 1海里と1ノットの換算
- 積乱雲で起こりやすい現象
- 長時間降雨で警戒する災害
- 土壌雨量指数・表面雨量指数・流域雨量指数の対応
- 警報・注意報の種類
- 気象庁で使われる時間帯の表現
この講義の使い方
ゴロはあくまで暗記のきっかけです。試験本番では、ゴロだけでなく「何を意味しているか」まで思い出せるようにしておきましょう。
■ 1. 1海里の距離、1ノットの速度
まずは、実技試験でも一般知識でも使うことがある単位換算です。
| 単位 | 換算 | ゴロ |
|---|---|---|
| 1海里 | 1.852km | ヒトハコニ |
| 1ノット | 約0.514m/s | コイシ |
ヒトハコにつめたコイシ
=
1海里は1.852km
1ノットは0.514m/s
注意
1ノットは「1時間に1海里進む速さ」です。試験で風速に換算するときは、1ノット ≒ 0.514m/sとして使います。
■ 2. 積乱雲と長時間降雨で起こりやすい現象
積乱雲による現象と、前線性の長時間降雨による災害は、セットで整理しておくと便利です。
■ 積乱雲で起こりやすい現象
積乱雲は、強い上昇流を伴う発達した対流雲です。
短時間強雨だけでなく、突風、落雷、降ひょうなどにも注意が必要です。
積乱雲で覚える現象
- 短時間強雨
- 突風
- 落雷
- 降ひょう
タツトラヒョウ
=
短時間強雨・突風・落雷・降ひょう
■ 長時間降雨で警戒する災害
前線性の雨などで長時間降雨が続く場合は、土砂災害、浸水害、洪水害に注意します。
長時間降雨で覚える災害
- 土砂災害
- 浸水害
- 洪水害
ドシンコウ
=
土砂災害・浸水害・洪水害
■ 災害と指数の対応
大雨による災害リスクを考えるときは、どの指数がどの災害に対応するかも重要です。
| 災害 | 対応する指数 | 意味 |
|---|---|---|
| 土砂災害 | 土壌雨量指数 | 地中にたまった雨水量をもとに、土砂災害の危険度を表す |
| 浸水害 | 表面雨量指数 | 短時間強雨による地表面付近の水のたまりやすさを表す |
| 洪水害 | 流域雨量指数 | 河川の流域に降った雨が河川に集まる影響を表す |
ひっかけ注意
「浸水害=表面雨量指数」「洪水害=流域雨量指数」「土砂災害=土壌雨量指数」の対応を混同しないようにしましょう。
■ 3. 警報・注意報の種類
警報・注意報は、気象法規でも実技試験でも重要です。
ここでは、試験で覚えやすいように、警報と注意報をゴロで整理します。
■ 警報の種類
気象予報士試験で押さえておきたい警報は、まず大きく次の4つに分けて覚えます。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| 波浪警報 | 高波により重大な災害のおそれがあるとき |
| 洪水警報 | 洪水により重大な災害のおそれがあるとき |
| 気象警報 | 大雨・大雪・暴風・暴風雪など |
| 高潮警報 | 高潮により重大な災害のおそれがあるとき |
ハコキタ
=
波浪・洪水・気象・高潮
■ 気象警報の中身
気象警報として覚えたい代表的なものは、次の4つです。
| 気象警報 | 内容 |
|---|---|
| 大雨警報 | 大雨により重大な災害のおそれがあるとき |
| 大雪警報 | 大雪により重大な災害のおそれがあるとき |
| 暴風警報 | 暴風により重大な災害のおそれがあるとき |
| 暴風雪警報 | 雪を伴う暴風により重大な災害のおそれがあるとき |
オオボーボー
=
大雨・大雪・暴風・暴風雪
■ 注意報だけで覚えたいもの
注意報には、警報と同じように大雨・大雪・波浪・高潮などに関するものもあります。
一方で、注意報としてだけ覚えておきたいものもあります。
| 注意報 | 覚えるポイント |
|---|---|
| 融雪注意報 | 雪どけによる災害に注意 |
| 着氷注意報 | 着氷による被害に注意 |
| 濃霧注意報 | 濃い霧による交通障害などに注意 |
| 雷注意報 | 落雷や突風などに注意 |
| 着雪注意報 | 湿った雪の付着による被害に注意 |
| 霜注意報 | 霜による農作物被害に注意 |
| 低温注意報 | 低温による被害に注意 |
| 乾燥注意報 | 空気の乾燥による火災などに注意 |
| なだれ注意報 | なだれによる災害に注意 |
ユ チャクヒ ノ カミ、チャクセキシテカンナ
=
融雪・着氷・濃霧・雷・着雪・霜・低温・乾燥・なだれ
警報から注意報で名称が変わるもの
- 暴風警報 → 強風注意報
- 暴風雪警報 → 風雪注意報
■ 4. 気象表現:時間帯の言い方
天気予報や実技試験では、「未明」「明け方」「昼前」「夜遅く」など、時間帯を表す表現が出てきます。
これは実技試験の記述や読み取りでも重要なので、まとめて覚えておきましょう。
| 時間帯 | 気象表現 |
|---|---|
| 0時〜3時 | 未明 |
| 3時〜6時 | 明け方 |
| 6時〜9時 | 朝 |
| 9時〜12時 | 昼前 |
| 12時〜15時 | 昼過ぎ |
| 15時〜18時 | 夕方 |
| 18時〜21時 | 夜のはじめ頃 |
| 21時〜24時 | 夜遅く |
未・明・朝・前・過・夕・始・遅
↓
ゼンカユウシチ
意味のあるゴロというより、リズムで覚えるタイプです。
■ 受験生がつまずくポイント
1. 1ノットの単位をkmと勘違いする
1海里は距離で1.852km、1ノットは速さで約0.514m/sです。単位を混同しないようにしましょう。
2. 積乱雲の現象と長時間降雨の災害を混同する
積乱雲は短時間強雨・突風・落雷・降ひょう、長時間降雨では土砂災害・浸水害・洪水害を意識します。
3. 災害と指数の対応を間違える
土砂災害は土壌雨量指数、浸水害は表面雨量指数、洪水害は流域雨量指数を対応させて覚えましょう。
4. 暴風注意報と書いてしまう
注意報では「暴風注意報」ではなく「強風注意報」です。同じく「暴風雪注意報」ではなく「風雪注意報」です。
5. 時間帯表現を感覚で判断してしまう
「明け方」は3〜6時、「朝」は6〜9時、「夜遅く」は21〜24時です。試験では時間帯を正確に対応させましょう。
■ 確認表
| テーマ | 覚える内容 | ゴロ |
|---|---|---|
| 1海里 | 1.852km | ヒトハコニ |
| 1ノット | 約0.514m/s | コイシ |
| 積乱雲 | 短時間強雨・突風・落雷・降ひょう | タツトラヒョウ |
| 長時間降雨 | 土砂災害・浸水害・洪水害 | ドシンコウ |
| 警報 | 波浪・洪水・気象・高潮 | ハコキタ |
| 気象警報 | 大雨・大雪・暴風・暴風雪 | オオボーボー |
| 注意報 | 融雪・着氷・濃霧・雷・着雪・霜・低温・乾燥・なだれ | ユチャクヒノカミ、チャクセキシテカンナ |
| 時間帯 | 未明・明け方・朝・昼前・昼過ぎ・夕方・夜のはじめ頃・夜遅く | ゼンカユウシチ |
■ まとめ
- 1海里は1.852km、1ノットは約0.514m/s
- 積乱雲では短時間強雨・突風・落雷・降ひょうに注意
- 長時間降雨では土砂災害・浸水害・洪水害に注意
- 土砂災害は土壌雨量指数、浸水害は表面雨量指数、洪水害は流域雨量指数
- 警報は「波浪・洪水・気象・高潮」をまず押さえる
- 気象警報は「大雨・大雪・暴風・暴風雪」
- 注意報だけで覚えたいものは、融雪・着氷・濃霧・雷・着雪・霜・低温・乾燥・なだれ
- 時間帯表現は0〜24時を3時間ごとに整理する
この講義で必ず押さえたいこと
ゴロは暗記の入口
↓
本番では意味まで思い出す
数字・警報・指数・時間表現は
得点源にしやすい暗記事項
※ 本記事では、一般財団法人 気象業務支援センターより利用許諾を受けて、気象予報士試験に関連する内容を掲載しています。
問題文・図表等の著作権は一般財団法人 気象業務支援センターに帰属します。
以上、気象予報士試験で覚えておきたい数字・定義・警報注意報のゴロ合わせでした!
訂正・ご意見などありましたら、ぜひコメントで教えてください!
皆で最高の独学環境を作っていきましょう!
