こんにちは!今回は気象予報士試験 第60回 実技2 問4を解説します!

記述式問題は以下の項目でカテゴリー分けします。

実技試験記述5型

基本セット:どこで(場所・高さ・時刻)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)

  • 分布型:「A側では ○○ であり、一方 B側では △△ となっている。」
  • 時間変化型:「◯時には A であったが、△時には B となり、A から B へと変化した。」
  • メカニズム型:「〜ため、□□が強まり、その結果△△となる。」
  • リスク型:「〜ため、◯◯のおそれがあり、△△への注意(警戒)が必要である。」
  • 構造型:「◯◯付近の ◇◇hPa で気温減率が小さい安定層の上端となっており、ここが前線面に対応する。」

こちらの記事を参考⇒【実技試験講義No.1】気象予報士試験実技試験記述5型 – 独学資格塾

◇模範解答
86 mm
250 mm
非常に激しい雨
猛烈な雨
非常に強い風

◇解説
降水に関して、16日9時までの前12時間総降水量の最大値が沖縄地方で86 mmに達しています。これは短時間で激しい雨が降ったことを意味します。さらにメソスケールモデルの予報では、沖縄付近に最大250 mm/12hもの非常に多量の降水が予想されており、局地的豪雨のリスクが示唆されています。気象庁の降水強度区分によれば、1時間50 mm以上の雨は「非常に激しい雨」に該当し、滝のように降る状態です。また80 mm以上の雨は「猛烈な雨」で、息苦しくなるような圧迫感のある豪雨となります。メソモデルのガイダンスでは1時間降水量が50 mm以上の「非常に激しい雨」、局地的には80 mm以上の「猛烈な雨」を予想しており、沖縄地方では土砂災害や浸水害に厳重な警戒が必要です。記述ではこれらの雨量用語(「非常に激しい雨」「猛烈な雨」)を用いて、予想される降雨の強さを表現します。

次に風に関して、図1(台風情報)によると石垣島では16日中に最大風速40ノット(約20 m/s)の強風が吹く見込みです。20 m/sの平均風速は「非常に強い風」に分類され、海上では高波を伴う恐れがあります。実際、沖縄付近の海上にはうねりを伴った高波の予報が出ており、また台風接近に伴う強風にも注意が必要です。したがって、「最大風速40ノット(20 m/s)の非常に強い風が吹き、うねりを伴う高波や強風に注意」という表現で、風に関する警戒事項を述べます。

◇模範解答
雷電(落雷)や竜巻(などの激しい突風)

◇解説
積乱雲が発達したときに起こり得る極端現象についての設問です。積乱雲(雷雲)は強い上昇気流を伴い、雷(落雷)竜巻・ダウンバーストなどの激しい突風を発生させることがあります。設問ではこれらの中から該当するものを選ぶよう求めています。一般的に積乱雲に伴う代表的現象は雷(雷電)竜巻です。雷は積乱雲内部の氷晶や水滴の衝突で電荷分離が起き、放電現象として落雷・雷鳴が発生するものです。また竜巻は積乱雲に強い鉛直のアップドラフト(上昇流)とウィンドシアがある場合に発生する激しい渦巻き現象で、地上に大きな被害をもたらし得る突風現象です。試験の解答例では「雷電、竜巻(等の激しい突風)」と両方併記しており、積乱雲に伴う顕著現象を漏れなく挙げています。記述の型としてはリスク型(積乱雲による災害リスク)でもあり、「激しい突風(ダウンバースト等)」まで含めるとより万全ですが、一般には「雷と竜巻」と書けば十分です。重要なのは、積乱雲=雷雨や突風を伴うという知識を正確に述べることです。


以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!

【過去問解説】第60回 実技2 問4

どくりん


よろしくお願いします


投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です