【第64回 気象予報士試験 一般知識】問13 気象予報士制度をわかりやすく解説
気象法規が苦手な方はこちら!
こんにちは!今回は第64回 気象予報士試験 一般知識 問13を解説します!
この問題は気象予報士制度に関する法規問題です。
特に、
- 不正受験の扱い
- 登録制度
- 登録更新の有無
- 登録抹消事由
が頻出ポイントになります。
この問題で重要なポイント
- 不正受験者は合格取消や受験停止処分を受ける
- 気象予報士になるには登録が必要
- 登録申請に期限はない
- 気象予報士に更新制度はない
- 気象業務法違反で罰金以上になると登録抹消の対象となる
■ 問題文
気象予報士について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。
(a) 気象庁長官は、不正な手段によって気象予報士試験を受けた者、又は受けようとした者に対して、試験の合格を取り消し、又はその試験を停止することができる。
(b) 気象予報士試験に合格した者が気象予報士となるためには、合格発表の日から1年以内に気象庁長官に申請し、気象予報士名簿に登録しなければならない。
(c) 気象予報士名簿に登録された気象予報士は、5年ごとに気象庁長官から登録更新の認可を得なければならない。
(d) 気象予報士が気象業務法の規定により罰金以上の刑に処されたときには、当該気象予報士の登録は抹消される。
| (a) | (b) | (c) | (d) | |
|---|---|---|---|---|
| ① | 正 | 正 | 正 | 誤 |
| ② | 正 | 正 | 誤 | 正 |
| ③ | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
| ⑤ | 誤 | 誤 | 誤 | 誤 |
■ 解答
③
■ 解き方の方針
この問題は条文暗記だけでなく、
気象予報士制度の仕組み
を理解しているかどうかがポイントです。
特に、
- 登録期限はあるのか
- 更新制度はあるのか
は毎回受験生が混乱しやすい部分です。
■ (a) 不正受験者への措置
(a)は正しいです。
気象庁長官は、不正な方法で受験した者や受験しようとした者に対し、
- 試験停止
- 合格取消
- 受験禁止処分
を行うことができます。
したがって(a)は正しいです。
覚え方
国家資格試験では不正受験に厳しい処分があるのが一般的です。
この選択肢は常識的にも正しいと判断できます。
■ (b) 合格後1年以内に登録しなければならない?
(b)は誤りです。
気象予報士試験に合格しただけでは気象予報士にはなれません。
気象予報士名簿への登録が必要です。
しかし、
1年以内に登録しなければならない
という規定はありません。
合格後何年経過していても登録申請は可能です。
したがって(b)は誤りです。
受験生がよく間違えるポイント
医師や教員など一部資格には更新や期限のイメージがあります。
そのため、
「合格後○年以内に登録」
という文章を見ると正しそうに見えます。
しかし気象予報士にはそのような期限はありません。
■ (c) 5年ごとの登録更新制度
(c)は誤りです。
気象予報士には更新制度がありません。
一度登録されれば、
- 死亡
- 欠格事由への該当
- 登録取消事由
などがない限り資格は継続します。
したがって、
5年ごとに更新
は誤りです。
超頻出ポイント!
法規問題では、
気象予報士に更新制度はない
が頻繁に出題されます。
丸暗記してしまいましょう。
■ (d) 気象業務法違反で罰金以上になると登録抹消?
(d)は正しいです。
気象業務法違反により罰金以上の刑に処された場合、
欠格事由に該当するため登録抹消の対象となります。
そのため(d)は正しいです。
ここで覚える!
更新制度はない
↓
でも違反すると抹消はある
この違いが試験で狙われます。
■ 選択肢の確認表
| 項目 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| (a) | 正 | 不正受験者には合格取消や試験停止が可能 |
| (b) | 誤 | 登録申請に1年以内という期限はない |
| (c) | 誤 | 気象予報士に更新制度はない |
| (d) | 正 | 気象業務法違反で罰金以上になると登録抹消対象 |
■ まとめ
- 不正受験者には合格取消や試験停止処分がある
- 気象予報士になるには登録が必要
- 登録期限は存在しない
- 更新制度は存在しない
- 気象業務法違反による罰金以上の刑は登録抹消事由になる
正解は③
この問題で必ず押さえたいこと
法規問題では、
登録期限なし
更新制度なし
が非常によく出題されます。
受験生が最も間違えやすいポイントなので必ず覚えておきましょう。
※ 本記事では、一般財団法人 気象業務支援センターより利用許諾を受けて、気象予報士試験問題を掲載しています。
問題文の著作権は一般財団法人 気象業務支援センターに帰属します。
以上、第64回 一般知識 問13の解説でした!
訂正・ご意見などありましたら、ぜひコメントで教えてください!
皆で最高の独学環境を作っていきましょう!
