【第62回 気象予報士試験 一般知識】問13 気象予報士の登録・届出義務をわかりやすく解説
こんにちは!今回は第62回 気象予報士試験 一般知識 問13を解説します!
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法規問題は、言い回しの違いや届出義務者の違いがそのまま正誤判断になります。
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この問題は、気象予報士の登録・住所変更・予報業務への従事・死亡時の届出について問う法規問題です。
この問題で重要なポイント
- 気象予報士になるには、気象庁長官の「承認」ではなく「登録」が必要
- 気象予報士は、住所を変更したときは遅滞なく届け出る
- 予報業務に従事する気象予報士について届け出るのは、気象予報士本人ではなく事業者
- 気象予報士が死亡したときは、相続人が遅滞なく届け出る
■ 問題文
気象予報士について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。
(a) 気象予報士試験に合格した者が気象予報士となるためには、気象庁長官の承認を受けなければならない。
(b) 気象予報士は、住所を変更したときには遅滞なく気象庁長官に届け出なければならない。
(c) 気象予報士は、気象の予報業務の許可を受けた事業者のもとで気象の予報を行おうとするときには、予めその旨を気象庁長官に届け出なければならない。
(d) 気象予報士が死亡したとき、その相続人は、遅滞なくその旨を気象庁長官に届け出なければならない。
| (a) | (b) | (c) | (d) | |
|---|---|---|---|---|
| ① | 正 | 正 | 正 | 誤 |
| ② | 正 | 正 | 誤 | 正 |
| ③ | 正 | 誤 | 誤 | 誤 |
| ④ | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
| ⑤ | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
■ 解答
④
(a) 誤
(b) 正
(c) 誤
(d) 正
■ 解き方の方針
この問題は、次の3つの違いを整理すると解きやすいです。
気象予報士になる
↓
登録
住所変更・死亡
↓
届出
許可事業者のもとで予報業務に従事
↓
事業者が届出
特に、(c)は誰が届け出るのかを問うひっかけです。
■ (a) 気象予報士になるには「承認」ではなく「登録」
(a)は誤りです。
気象予報士試験に合格しただけでは、ただちに気象予報士として登録されるわけではありません。
気象予報士となるためには、気象庁長官の登録を受ける必要があります。
問題文では「承認を受けなければならない」とされています。
しかし、正しくは承認ではなく登録です。
ここがひっかけ!
法規問題では、「承認」「許可」「登録」「届出」などの言葉の違いがそのまま正誤になります。
気象予報士になる
= 気象庁長官の登録
したがって(a)は誤です。
■ (b) 住所変更時は遅滞なく届出が必要
(b)は正しいです。
気象予報士は、住所を変更したときには、遅滞なく気象庁長官に届け出なければなりません。
住所は登録事項に関係するため、変更があった場合には届出が必要です。
気象予報士
↓
住所変更
↓
遅滞なく届出
したがって(b)は正です。
■ (c) 予報業務に従事する届出義務者は誰か
(c)は誤りです。
ここは非常に間違えやすいポイントです。
気象予報士が、予報業務許可を受けた事業者のもとで予報業務に従事する場合、その旨を届け出る必要があります。
ただし、届け出るのは気象予報士本人ではありません。
届け出るのは、予報業務の許可を受けた事業者です。
ここが最大のひっかけ!
問題文では、 「気象予報士は、予めその旨を気象庁長官に届け出なければならない」 としています。
しかし正しくは、事業者が届け出るです。
| 内容 | 届出義務者 |
|---|---|
| 住所変更 | 気象予報士本人 |
| 予報業務に従事する気象予報士 | 予報業務許可事業者 |
| 気象予報士の死亡 | 相続人 |
したがって(c)は誤です。
■ (d) 気象予報士が死亡したときは相続人が届出
(d)は正しいです。
気象予報士が死亡したときは、その相続人が遅滞なくその旨を気象庁長官に届け出なければなりません。
これは、登録の抹消に関係するためです。
気象予報士が死亡
↓
相続人
↓
遅滞なく届出
したがって(d)は正です。
■ 選択肢の確認表
| 記号 | 正誤 | 判断ポイント |
|---|---|---|
| (a) | 誤 | 気象予報士になるには「承認」ではなく「登録」が必要 |
| (b) | 正 | 住所変更時は遅滞なく気象庁長官へ届出が必要 |
| (c) | 誤 | 届け出るのは気象予報士本人ではなく、予報業務許可事業者 |
| (d) | 正 | 気象予報士が死亡したときは相続人が届出 |
■ 受験生がつまずくポイント
1. 「登録」と「承認」を混同する
気象予報士になるには、気象庁長官の登録が必要です。
承認ではありません。
2. 届出義務者を間違える
住所変更は気象予報士本人、死亡時は相続人、予報業務に従事する気象予報士については事業者が届け出ます。
3. 「それっぽい文章」に流される
(c)は一見正しそうに見えます。
しかし、法規では「誰が届け出るか」まで正確に見る必要があります。
■ まとめ
- (a) 気象予報士になるには「承認」ではなく「登録」が必要なので誤り
- (b) 住所変更時は遅滞なく気象庁長官へ届け出る必要があるため正しい
- (c) 予報業務に従事する気象予報士について届け出るのは事業者なので誤り
- (d) 気象予報士が死亡したときは相続人が届け出るため正しい
正解は④
(a) 誤・(b) 正・(c) 誤・(d) 正
この問題で必ず押さえたいこと
気象予報士になる
= 登録
住所変更
= 本人が届出
予報業務に従事
= 事業者が届出
死亡
= 相続人が届出
法規問題では、用語と届出義務者を正確に押さえましょう。
※ 本記事では、一般財団法人 気象業務支援センターより利用許諾を受けて、気象予報士試験問題を掲載しています。
問題文の著作権は一般財団法人 気象業務支援センターに帰属します。
以上、第62回 一般知識 問13の解説でした!
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皆で最高の独学環境を作っていきましょう!
