【第58回 気象予報士試験 一般知識】問13 気象予報士試験と登録の欠格事由をわかりやすく解説
法規についてはこちらの記事も参考にしてみてください! ⇒ 【講義】一般科目 気象法規
こんにちは!今回は第58回気象予報士試験 一般知識 問13を解説します!
この問題は、気象予報士試験と気象予報士登録に関する法規問題です。
ポイントは、「3年」ではなく「2年」という期間を正確に覚えることです。
この問題で重要なポイント
- 不正行為で試験停止された者は、一定期間試験を受けられない
- その期間は3年ではなく2年
- 気象予報士試験の合格自体には、登録申請までの有効期限はない
- 合格から5年以上経過していても、欠格事由に該当しなければ登録できる
- 気象業務法違反で罰金以上の刑に処せられた場合は欠格事由になる
- この場合も、登録できない期間は3年ではなく2年
- 法規問題では年数のひっかけに注意する
■ 問題文
気象予報士について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。
(a)気象予報士試験において、不正な手段によって試験を受けようとして試験を停止された者は、以後3年間、気象予報士試験を受けることができない。
(b)気象予報士の登録を申請するとき、気象業務法が規定する欠格事由に該当している場合を除き、気象予報士試験に合格してから登録までの期間に制約はない。
(c)気象業務法の規定により罰金以上の刑に処された3年を経過しない者は、気象庁長官による気象予報士の登録を受けることができない。
| 選択肢 | (a) | (b) | (c) |
|---|---|---|---|
| ① | 正 | 正 | 正 |
| ② | 正 | 正 | 誤 |
| ③ | 正 | 誤 | 正 |
| ④ | 誤 | 正 | 誤 |
| ⑤ | 誤 | 誤 | 正 |
■ 解答
④
(a)誤
(b)正
(c)誤
■ 解き方の方針
この問題では、内容そのものよりも年数が狙われています。
不正行為による受験制限
↓
2年
罰金以上の刑による登録欠格
↓
2年
問題文ではどちらも「3年」となっているため、(a)(c)は誤りです。
■ (a)不正行為で試験停止された者は3年間受験できないか
(a)は誤りです。
気象予報士試験において、不正な手段によって試験を受けようとした者については、一定期間、試験を受けられないことがあります。
ただし、その期間は3年間ではなく2年間です。
ここが法規問題のひっかけです
不正行為
↓
試験停止
↓
以後2年間受験不可
「3年」と出てきたら注意しましょう。
したがって、(a)は誤りです。
■ (b)合格から登録までの期間に制約はないか
(b)は正しいです。
気象予報士試験に合格した後、すぐに登録しなければならないわけではありません。
気象業務法が規定する欠格事由に該当していなければ、合格から登録までの期間に制約はありません。
合格と登録の関係
気象予報士試験に合格
↓
すぐ登録しなくてもよい
↓
欠格事由に該当しなければ登録可能
したがって、(b)は正しいです。
■ (c)罰金以上の刑から3年経過しない者は登録できないか
(c)は誤りです。
気象業務法の規定により罰金以上の刑に処せられた者は、一定期間、気象予報士の登録を受けることができません。
ただし、その期間は3年ではなく2年です。
ここも年数のひっかけです
気象業務法違反
↓
罰金以上の刑
↓
2年を経過しない者
↓
登録を受けられない
(a)と同じく、「3年」ではなく2年で整理しましょう。
したがって、(c)は誤りです。
■ 選択肢確認表
| 項目 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| (a) | 誤 | 不正行為による受験制限は3年間ではなく2年間 |
| (b) | 正 | 欠格事由に該当しなければ、試験合格から登録までの期間に制約はない |
| (c) | 誤 | 罰金以上の刑に処せられた場合の登録欠格期間は3年ではなく2年 |
以上より、正しい組み合わせは④です。
■ 受験生がつまずくポイント
1. 「3年」を見てそのまま正しいと思ってしまう
法規問題では、年数のひっかけが頻出です。
この問題では、(a)も(c)も正しくは2年です。
2. 合格に有効期限があると思ってしまう
気象予報士試験に合格した後、登録までの期間に制約はありません。
合格から時間が経っていても、欠格事由に該当しなければ登録できます。
3. 試験の受験制限と登録の欠格事由を混同する
(a)は試験を受けられるかどうかの話です。
(c)は気象予報士として登録できるかどうかの話です。
別の制度ですが、どちらもこの問題では「2年」がポイントです。
4. 欠格事由の意味をあいまいに覚える
欠格事由とは、登録を受けることができない条件のことです。
罰金以上の刑に処せられた場合などが含まれます。
5. 法規問題を雰囲気で解いてしまう
法規問題は、内容の方向性が合っていても、年数や用語が違えば誤りになります。
「2年」「3年」のような数字は、必ず正確に確認しましょう。
■ まとめ
- 不正行為で試験停止された場合、受験できない期間は3年ではなく2年
- 気象予報士試験合格から登録までの期間に制約はない
- 欠格事由に該当しなければ、時間が経っていても登録できる
- 気象業務法違反で罰金以上の刑に処せられた場合の登録欠格期間も2年
- したがって、(a)誤、(b)正、(c)誤
正解は④
(a)誤
(b)正
(c)誤
この問題で必ず押さえたいこと
試験不正
↓
以後2年間
受験できない
試験合格
↓
登録までの期間制限なし
↓
ただし欠格事由に注意
罰金以上の刑
↓
2年を経過しない者
↓
登録を受けられない
※ 本記事では、一般財団法人 気象業務支援センターより利用許諾を受けて、気象予報士試験問題を掲載しています。
問題文の著作権は一般財団法人 気象業務支援センターに帰属します。
以上、第58回 一般知識 問13の解説でした!
訂正・ご意見などありましたら、ぜひコメントで教えてください!
皆で最高の独学環境を作っていきましょう!
