【第57回 気象予報士試験 一般知識】問14 気象予報士の登録・変更届出・死亡届出をわかりやすく解説
法規についてはこちらの記事も参考にしてみてください! ⇒ 【講義】一般科目 気象法規
こんにちは!今回は第57回気象予報士試験 一般知識 問14を解説します!
この問題は、気象予報士の登録や登録事項の変更、死亡時の届出について問う法規問題です。
法規問題では、内容そのものは難しくなくても、 「期限があるのか」 「誰が届け出るのか」 「遅滞なくなのか」 で正誤が分かれます。
この問題で重要なポイント
- 気象予報士になるには、試験合格後に登録が必要
- 試験合格から登録までに「2年以内」という期限はない
- 登録事項に変更があった場合は、遅滞なく届け出る
- 住所変更は届出が必要
- 気象予報士が死亡した場合は、相続人が届け出る
- 死亡時の届出も「遅滞なく」がポイント
- 法規問題では、もっともらしい期限表現に注意する
■ 問題文
気象予報士について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせについて、下記の①〜⑤の中から正しいものを1つ選べ。
(a) 気象予報士試験に合格した者が気象予報士になるには、合格した日から2年以内に気象庁長官の登録を受けなければならない。
(b) 気象予報士が登録を受けた住所に変更があったときは、遅滞なく、その旨を気象庁長官に届け出なければならない。
(c) 気象予報士が死亡したとき、その相続人は、遅滞なく、その旨を気象庁長官に届け出なければならない。
| 選択肢 | (a) | (b) | (c) |
|---|---|---|---|
| ① | 正 | 正 | 正 |
| ② | 正 | 誤 | 正 |
| ③ | 正 | 誤 | 誤 |
| ④ | 誤 | 正 | 正 |
| ⑤ | 誤 | 正 | 誤 |
■ 解答
④
(a) 誤
(b) 正
(c) 正
■ 解き方の方針
この問題は、次の3点で整理します。
試験合格
↓
登録を受ければ気象予報士
登録事項の変更
↓
遅滞なく届出
死亡
↓
相続人が遅滞なく届出
特に(a)は、「2年以内」という期限がもっともらしく見えるひっかけです。
■ (a) 合格日から2年以内に登録が必要か
(a)は誤りです。
気象予報士試験に合格した者が気象予報士になるには、気象庁長官の登録を受ける必要があります。
ただし、合格した日から2年以内に登録しなければならないという期限はありません。
問題文では「2年以内」としていますが、この期限設定が誤りです。
ここが法規問題のひっかけです
試験に合格
↓
登録が必要
でも
↓
2年以内という期限はない
「登録が必要」という部分だけ見れば正しそうですが、期限の記述が誤りです。
したがって、(a)は誤りです。
■ (b) 住所変更は遅滞なく届け出る必要があるか
(b)は正しいです。
気象予報士が登録を受けた住所に変更があったときは、遅滞なく、その旨を気象庁長官に届け出る必要があります。
登録事項に変更が生じた場合には、変更届出が必要です。
住所変更の扱い
登録住所に変更
↓
遅滞なく
気象庁長官へ届出
したがって、(b)は正しいです。
■ (c) 気象予報士が死亡したときは相続人が届け出るか
(c)は正しいです。
気象予報士が死亡したときは、その相続人が遅滞なく、その旨を気象庁長官に届け出る必要があります。
本人が届け出ることはできないため、相続人が届出を行う点がポイントです。
死亡時の届出
気象予報士が死亡
↓
相続人
↓
遅滞なく届出
したがって、(c)は正しいです。
■ 選択肢確認表
| 項目 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| (a) | 誤 | 登録は必要だが、合格日から2年以内という期限はない |
| (b) | 正 | 登録住所に変更があった場合は、遅滞なく届出が必要 |
| (c) | 正 | 気象予報士が死亡した場合は、相続人が遅滞なく届出を行う |
以上より、正しい組み合わせは④です。
■ 受験生がつまずくポイント
1. 「登録が必要」だけ見て(a)を正にしてしまう
気象予報士になるには登録が必要です。
しかし、問題文は「2年以内」と期限を付けています。
この期限が誤りです。
2. もっともらしい期限表現に引っかかる
法規問題では、「30日前まで」「2年以内」「速やかに」などの表現がよく狙われます。
期限が本当に条文にあるかを意識しましょう。
3. 住所変更の届出を軽く見てしまう
登録事項に変更があった場合は、届出が必要です。
住所変更も登録事項の変更として押さえましょう。
4. 死亡時の届出者を間違える
死亡時には本人が届出できないため、相続人が届け出ます。
「誰が届け出るか」まで確認しましょう。
5. 「遅滞なく」という表現を見落とす
法規問題では、届出のタイミングも重要です。
住所変更や死亡時は、遅滞なく届け出ると整理しておきましょう。
■ まとめ
- 気象予報士になるには、試験合格後に登録が必要
- ただし、合格日から2年以内という期限はない
- 登録住所に変更があった場合は、遅滞なく届出が必要
- 気象予報士が死亡した場合は、相続人が遅滞なく届け出る
- したがって、(a)誤、(b)正、(c)正
正解は④
この問題で必ず押さえたいこと
気象予報士試験に合格
↓
登録を受ける
↓
気象予報士になる
ただし
↓
2年以内という期限はない
住所変更
↓
遅滞なく届出
死亡
↓
相続人が遅滞なく届出
※ 本記事では、一般財団法人 気象業務支援センターより利用許諾を受けて、気象予報士試験問題を掲載しています。
問題文の著作権は一般財団法人 気象業務支援センターに帰属します。
以上、第57回 一般知識 問14の解説でした!
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皆で最高の独学環境を作っていきましょう!
