こんにちは!今回は気象予報士試験 第60回 一般知識 問5を解説します!

解答:

  • (a) 誤 – 地球大気は太陽放射を完全には吸収しないため、近似的に黒体とはみなせません。またプランクの法則は黒体の放射エネルギーに関する法則であり、吸収量計算には適しません。したがって太陽放射に対して大気を黒体とみなす前提も誤りで、プランクの法則も適用できません。
  • (b) 誤 – 波長0.3μm以下の紫外線は成層圏界面に達する前ではなく、対流圏界面に至るまでに酸素分子やオゾンにほぼ吸収されます。実際、オゾン層(高度約20〜25 km付近)でこれらの紫外線は吸収され地表には届きません。したがって「成層圏界面に達する前に吸収される」という記述自体は正しいものの、地表に届かない理由として適切な層の説明が不足しているため問題文では誤りとされています。
  • (c) 誤 – 地球放射(赤外線)を最も吸収しているのは水蒸気で約48%の寄与率があり、二酸化炭素は約21%で2番目です。メタンはさらに小さく5%程度(水蒸気・CO₂以外の全体で5%)に過ぎません。よって「最も多く吸収するのがCO₂、次がメタン」というのは誤りです(最大は水蒸気)。
  • (d) 誤 – 放射平衡が成り立つ大気上端では、「上向き地球放射量=入射太陽放射量×(1−アルベド)」となります。問題文はアルベドとの積としており、(1−アルベド)が抜けていますので誤りです。放射平衡では、入射太陽エネルギーから反射分(アルベド分)を差し引いた分が地球から宇宙空間への放射(上向き地球放射)に等しくなります。

以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!

【過去問解説】第60回 一般知識 問5

どくりん


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