こんにちは!今回は気象予報士試験 第59回 実技1 問2を解説します!

記述式問題は以下の項目でカテゴリー分けします。

実技試験記述5型

基本セット:どこで(場所・高さ・時刻)+ なぜ(原因・背景場)+ 何が起きている(現象)

  • 分布型:「A側では ○○ であり、一方 B側では △△ となっている。」
  • 時間変化型:「◯時には A であったが、△時には B となり、A から B へと変化した。」
  • メカニズム型:「〜ため、□□が強まり、その結果△△となる。」
  • リスク型:「〜ため、◯◯のおそれがあり、△△への注意(警戒)が必要である。」
  • 構造型:「◯◯付近の ◇◇hPa で気温減率が小さい安定層の上端となっており、ここが前線面に対応する。」

こちらの記事を参考⇒【実技試験講義No.1】気象予報士試験実技試験記述5型 – 独学資格塾

◇模範解答

◇解説
問題文で与えられた予想天気図(図5: 18日9時、図6: 18日21時)には、24時間後と36時間後の500hPa低気圧の中心がそれぞれマーク(L)されています。解答では、トレース用紙にこのLの位置を写し取り、解答用紙に正確に転記します。

◇模範解答
17日21時における地上低気圧中心は、500hPa低気圧中心の南東側に約300海里離れている。
18日21時における地上低気圧中心は、500hPa低気圧中心の側に約150海里離れている。

◇解説

図5・図6で求めた500hPa低気圧中心の位置と地上天気図上の地上低気圧中心を比較すると、17日21時時点では地上低気圧は500hPa低気圧の南東約300海里に位置しています。同様に18日21時では地上低気圧が500hPa低気圧の約150海里にあります。したがって、時間とともに両者の距離が縮まっていることが読み取れます。

◇模範解答

◇解説
解析(作図)は以下の手順で作成します。

前線解析(作図)

  • 閉塞の判断
  • 前線位置の推定(高層天気図)
  • <閉塞している場合>閉塞点と閉塞前線の型の決定
  • 作図

こちらの記事を参考⇒【講義】前線解析 – 独学資格塾

●閉塞の判断
問題文より紀伊半島付近に予想される地上低気圧とあるので日本海側の低気圧ではないことに注意しましょう。
本来であれば850hPaや500hPaから前線の閉塞を考えますが、今回は問題文の中で「温暖前線と寒冷前線を・・・」とあるため閉塞していないことがここからわかります。

●前線位置の推定(高層天気図)

風向シアーは不明瞭のため等相当温位線集中帯の南縁により前線位置を推定します。

以上より地上天気図の風のシアに配慮しながら作図すると模範解答になります。


◇模範解答
① 強風軸, ② 北側, ③ 309K以上, ④ 閉塞, ⑤ 北緯36(35)°, ⑥ 東経143°.

◇解説
18日21時の高層天気図から、九州付近に500hPaの強風軸(正渦度と負渦度の境界線)があり、地上低気圧中心はその北側に位置しています。850hPa解析では、低気圧中心の南東側に309K以上の高相当温位気塊がくさび状に広がっているのが見られます。これらの特徴から、この低気圧は18日21時に閉塞したと判断でき、閉塞点は強風軸と850hPaシアーライン(309K線)の交点付近、北緯36(35)°東経143°にあることがわかります。


以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!

【過去問解説】第59回 実技1 問2

どくりん


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