こんにちは!今回は気象予報士試験 第63回 一般知識 問7を解説します!
解答&解説
解答: ④
- (a) 下層(高さHの直方体)での収支:西側から5 m/sの風が流入し東側から4 m/sが流出するため、1 m/s分の空気が余ります。この水平収支差が鉛直流として上向きに抜け、面A(下層上端)で0.5 m/sの上昇流となっています。入る空気と出る空気の風速が一致しない問題が生じます。ここで注目すべきは図の各面の一辺の長さが示されていないことです。ここからいえることは面Aの面積は、一辺の長さが不明であるものの、西側と東側の側面を足し合わせた面積の2倍になることです。よって側面間の風速差を上昇流に変換する際は高さがHであれば半分になるということになります。
- (b) 中層(高さHの直方体)での収支:下の層から0.5 m/sの上昇流が流入し、さらに西側から5 m/sが流入、東側から3 m/sが流出します。収支差は 5 – 3 = 2m/s相当となり、それが上向きの鉛直流として現れるので、半分の1m/s相当となります。よって中層上端Bでは0.5+1.0=1.5 m/sの上昇流となります。
- (c) 上層(高さ2Hの直方体)での収支:下の層から1.5 m/sの上昇流が流入します。西側からの流入は4 m/s、東側への流出は5 m/sです。ここで留意すべき点は高さが2Hとなっていることです。先ほどまでは面が側面に対し2倍の面積を有していたため上昇流は半分に変換されていましたが、高さが2倍になったことで側面と面の面積比が1:1になったため、上昇流も収支差がそのまま上昇流となります。収支差は 4 + 1.5 – 5 = 0.5 m/s相当で、上空へ0.5m/sが抜け去ります。したがって上層上端Cでの鉛直流は0.5 m/sの上昇流となります。
以上により、面Cの鉛直風速は0.5 m/sとなり、選択肢④が正解です。
以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!
【過去問解説】第63回 一般知識 問7
