こんにちは!今回は気象予報士試験 第60回 一般知識 問4を解説します!

解答:

  • (a) 正 – 氷晶核(氷の粒を形成させる核)はエアロゾルの一種ですが、その数は水滴を生成させる凝結核よりも非常に少ないためです。大気中の微粒子の多くは凝結核として働き、氷晶核となるものは限られるため、過冷却の水滴がすぐ凍らず残るのも氷晶核が少ないためです。
  • (b) 正 – 氷粒子と過冷却水滴が共存する雲では、同温度で氷面の飽和水蒸気圧が水面より低いため、水滴から蒸発した水分子が氷に昇華して氷粒子が成長します。この原理をベルジュロン・フィンデーセン効果と呼び、過冷却水滴が蒸発して減り、氷が大きくなる「冷たい雨」の過程を支えます。
  • (c) 誤 – 氷粒子同士の衝突付着による成長率(雪の結晶の成長)は温度や過飽和度によって左右されます。例えば気温-10℃~-15℃で水蒸気が多いと樹枝状の雪結晶が、少ないと板状の雪結晶が成長しやすいことが知られています。したがって「温度に依存しない」は誤りです。温度と水蒸気量(過飽和度)の条件で雪の結晶の形や成長しやすさが変化します。
  • (d) 誤 – 空気が乾燥しているほど、雪は落下中に昇華(固体から水蒸気へ直接変化)しやすくなります。昇華には多くの熱を奪う効果があり、雪の結晶自体の温度を下げるため、むしろ融解しにくくなります。実際、同じ気温なら湿度が低いほど雪として降りやすい傾向があります。したがって「乾燥しているほど雨になりやすい」は誤りです。

以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!

【過去問解説】第60回 一般知識 問4

どくりん


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