こんにちは!今回は気象予報士試験 第57回 一般知識 問1を解説します!
解答&解説
解答:①
- (a) 正 – 高度10~20km付近では、経度平均した気温が最も低いのは赤道付近です。これは対流圏界面の高度が赤道で最も高く(約15km)極域で低いため、同高度(10~20km)では赤道上空の方が成層圏下部に入り気温が低くなるためです。
- (b) 誤 – 高度20~50kmの成層圏では高度が高いほど気温は上昇しますが、オゾンの数密度は高度25km付近で最大であり、それ以上の高度ではむしろ減少します。したがって「高度が高いほどオゾンの数密度も大きい」は誤りです(気温が上昇するのは上層で紫外線を先に吸収し密度が低いほど加熱しやすいためであり、オゾン密度の高さとは一致しません)。
- (c) 正 – 高度70~90km(中間圏上部~熱圏下部)では、北極付近のほうが南極付近より気温が高くなります。これは冬極で下降流による断熱昇温、夏極で上昇流による断熱冷却が起きるため、冬半球(北極側)の方が高温となるからです。
- (d) 誤 – 北半球の高度20~50km付近において、1月の等圧面高度(成層圏下部)の等高度線は同心円状にはなっていません。北半球冬季には山脈等に起因するプラネタリー波の影響で極を中心とした綺麗な同心円にはならず歪みます。したがって「同心円状になっている」は誤りです。
以上です!独自解説とAIを組み合わせ解答・解説を作成しています。訂正・ご意見あればコメントやご連絡いただけると幸いです。皆で最高の独学環境を作り上げていきましょう!
【過去問解説】第57回 一般知識 問1
